Raspberry Pi
(2013/2/10追記)
日経Linux2013年3月号の記事で、Raspberry PiにLCDディスプレイを繋いで表示させる記事があったので、さっそく試してみた。
まずLCDについては、Japanino(Arduino互換ボード)で遊ぶために作って、そのままほったらかしになっていたものを使った。
USBシリアル変換基板と同じく、感光基板の空きスペースを利用して作った基板。
同じような配線を毎回するのは面倒なので、ケーブルをつなぐだけですぐ試せるように作ったもの。
ちなみに、近々Arduinoを使った工作をしようと思って引っ張り出していろいろ試している最中。
写真は温度センサをつないでA/Dコンバータで読み込ませてLCDで表示するところを試したところ。
リファレンス電圧はデフォルトで試しているのだが、Japaninoの場合、電源の電圧が電源ラインに整流用ダイオードが入っている関係で5Vにはならないため、電源ラインの電圧を実測した値をリファレンス電圧として計算している。
これはまた別の話し。
このLCDをRaspberry Piにつなぐためのケーブルを作った。
フラットケーブルを使ったコネクタならすぐ入手できるのだろうけど、一部のピンしか使っていないのにフラットケーブルを持ち出すのはもったいない。
そこで、5×2ピンのコネクタ2個と3×2ピンのコネクタを接着して26ピンのコネクタを作る。
あとは、回路図を元にケーブルをつくる。
記事はLCDのほかLEDやスイッチも使用しているけど、そちらは省略。
そのかわり、USBシリアル変換基板をつなぐためのコネクタを準備。
さっそくLCDをつないで表示させてみた。
記事にあった「lcd_test.c」をコンパイルして実行したところ。
「lcd_init.c」「lcd_print.c」をコンパイル。
記事では /usr/local/bin に実行ファイルをコピーして使うことになっていたけど、自分はコピーせず作業用ディレクトリで実行した。
以下のように実行。
$ sudo ./lcd_init
$ sudo ./lcd_print 文字列
文字列のところにnazo-fjt.comといれてみた。
「lcd_clock.sh」を試したところ。
/usr/local/bin に実行ファイルをコピーしていないため、若干書き直して実行。
スイッチがつながっていないので、スイッチを押したときの動作は確認していない。