変換番長PROを手に入れてICM仕様SCSIケーブルを作る

秋葉原を適当にぶらついていたら、変換番長PROなるものを見つける。
手持ちのPC-9801DAのHDDは古い機体でたまに起動しないことがある。
いつ動作しなくなるかわからない状態。
これを使えばHDDの内容をバックアップしたり、HDDの容量を気にしなくても済む。

だが、手持ちのPC-9801はICMの独自仕様の37ピンのDサブコネクタ。
とはいえ変換すれば接続は可能なので、変換ケーブルの作りやすさも考慮して直付モデルをヤフオクで購入。

Dサブ37ピンコネクタとアンフェノール50Pメスコネクタとフラットケーブルで変換ケーブルを作成。
変換番長PROはアクリル板で保護。

ケーブルはツイストペアを使えばいいらしく、ツイストペアになっているフラットケーブルが欲しかったのだが、見つけられなかったので普通のフラットケーブルにした。

ケーブルが出来上がったので、さっそく接続して確認してみる。
イメージファイル作成ツールでいくつか空のHDDのイメージファイルを作成。
バスパワーでは電力不足のようで、別途5Vの電源が必要だった。

PC-9801を起動した後、FORMATコマンドでHDDイメージを初期化。
初期化が無事できたので再起動。
無事HDDとして認識された。
意外とざっと作ったケーブルでも大丈夫だったりする。

SCSI固定ディスク#1は内蔵のHDDでパーティションを切ってDOSが起動するようになっている。
残りの#2~#6が変換番長PROにあるイメージファイルのもの。
MS-DOSを起動してHDDが見えるか確認。

確かPC-9801で実際に使えるHDDの数に制限があったはず。
A:とB:は内蔵HDDにパーディションを切ってあるのでこれで一台。
ほかのC:~E:で3台分なので、同時に利用できるのは4台までか。
どこかにこの辺の制限について書いてあったと思うけど、探してみよう。

最後にフリーソフトでSCSIの情報について表示させるコマンドがあったので、それを確かめてみる。

しっかり内蔵含む6台分のHDDが認識。
ベンダーIDはNECを先頭に含む文字列にした。
ICMのSCSIボードなので、別に何でもいいのだけどね。

まあこれでHDDがいつ壊れても大丈夫になったな。
PC-98関係は前に買ったノートも含めてほかにもネタがあるので少しずつまとめていこう。

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