PC-9821Na13/H10を手に入れる。そしてコンパクトフラッシュ化

先日手に入れたPC-9821La10なのだが、HDDをコンパクトフラッシュに交換されて、Windows3.1と95がインストールされた状態のものだ。
だがちょっとパーティションの切り方に若干の不満が。
コンパクトフラッシュを交換して容量を増やしてみたいと思ったが、この機種は結構分解しないとHDD(CF)にたどり着けないらしい。
とはいえ、なんとなく自分でもCF化してみたいと思っていたところ、またしても手ごろな値段で出品されていたので落札してみた。
1GBのHDDにWindows98がインストールされていたもの。
そうして手に入れたPC-9821Na13だが、これはHDDが簡単に交換できる機種で、さっそく資材を手に入れCF化を行ってみた。

まず下準備として、Windowsのバックアップを行う。
PCMCIAでコンパクトフラッシュを認識させるのとWindows98に標準でついているバックアップソフトを使えるようにする必要があるのだが、その際にWindows98のインストールCDが必要になったので、PC-98用のWindows98も入手。ついでにWindows95も入手。
これでPC-98用のWindows3.1,95,98がそろったことになる。

バックアップを取ったら、次に交換用のコンパクトフラッシュの準備。

最初、Transcendの4GBを使うことにしたのだが、このコンパクトフラッシュの場合、MS-DOS6.2、Windows3.1、Windows98を立ち上げようとすると、場合によってはファイルが読み込めなくなって正常に立ち上がらないことが多々あった。
で、BUFFALOのCFにしてみたが、今度はIDEとして使えないっぽく、結局高めのコンパクトフラッシュになってしまった。
こちらはSLC(Single Level Cell)であることをうたっており安定して使えるようだ。
こういう時はケチって安いものを使うのではなく、ちゃんとしたもののほうが良いようだ。

コンパクトフラッシュをIDEに変換するアダプタをつけて、HDDの代わりにケースに取り付けたが、そのままではケースがフニュフニャでコネクタが差さらなかったので、アルミケースを利用して格納するようにした。
ちょうどよい大きさのものがないものかと思いいろいろ眺めていたところ、タカチのYM-100がちょうどよさそうということになった。
ただ、厚さが違うので、ちょうどの高さになるように切断して加工した。

さてコンパクトフラッシュを装着したら、今度はパーティションを切って、MS-DOS6.2とWindows98を仮インストール。
そのあと、仮インストールしたWindows98でバックアップした内容をリストア。
元のWindows98が入った状態になり、もともとインストールされていたゲームなんかも遊べるようになった。
また、PC-9821La10でXCOPYコマンドでバックアップしたMS-DOS6.2/Windows3.1を移設。
先日PC-9801DAに入れたWindows3.1は、もともとはPC-9821La10とPC-9821Na13で遊ぶために入手したものだ。
これで1GBのHDDにWindows98だけだったものが、4GBのコンパクトフラッシュにMS-DOS6.2/Windows3.1とWindows98が同居したマシンに生まれ変わった。

さて、HDDを取り出したはいいが、そのままだとHDDとCFを入れ替えるのが面倒だなと思い、HDD用のケースをメルカリで手に入れた。
手に入れてHDDを取り付けたはいいが、微妙にサイズが違う。
まず、長さが2㎜ぐらい違う。
そしてコネクタの位置とサイドのガイドの位置が違った、

PC-9821Na13に無理やり差して差さらないこともないけど無理な負担がかかりそうでちょっと怖い。

あとは、Windows3.1用のディスプレイドライバが何とか手に入らないかなぁといったところ。
どうやって遊ぼうかな。

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PC-9821La10にFDDをつないでみる

PC-9821La10にFDDをつないでみようと思った。
PC-9821La10を手に入れたばかりのころ、ヤフオクでは適合する型名875542-001のFDDが2万円で出品されていた。
本体より高い。
しかも動作未確認のジャンク。
動作確認済みとかメンテナンス済みってならもしかしたら買ったかもしれんが、動くかどうかわからんものにいくら希少なものとはいえそんな高値は出してられない。
そんな金額出すなら別の機種を買う。
しかも3/5ぐらいの金額でだ。

・・・・・・?!
ま、こちらは別の記事にまとめるとして、利用できそうなFDDをいくつかそろえる。

工作室の記憶というところにPC-98用のFDDなどの情報がまとまっていたので、もろもろ参考にして、FD1238TやFD1138Tを手に入れる。
ハーフピッチのアンフェノールコネクタもAmazonで手に入れることができた。
と、そんなこんなしていたら875542-001が1,000円でヤフオクに出てきたので、そちらのほうをなんとか競り勝って手に入れる。
それでも2,000円しない。
バカ高いジャンクを買って動かなかった場合ダメージはでかいが、良心的な値段だと、動かなかった場合でもその金額で必要な機材を手に入れて修理したりできたりするものだ。

さて875542-001を手に入れたものの、PC-9821La10つないでみたもののFDDへアクセスするとものすごい音がするものの読み込むことができない。

動かないことは想定済みだったので、分解して中身を別途手に入れた薄型FDDのFD1238Tを入れ替えてみる。

まさかの全滅orz
たしか動作確認済みってやつも買ったはずなのに。
件のサイトによれば、同じFD1238TでもPC-98用とPC/AT互換機用の2種類があるらしく、別途手に入れたFDDドライブI/F変換モジュールで確認してみたら確認済みってやつはこっちで動いた。
が、他はやっぱり駄目だった。
それでもFDDにかけた総額は、2万円に比べればまだ安い。

気を取り直して、FD1138Tで試してみる。
件のサイトの情報をもとにケーブルを作成。

機械部分を丸出しのまま使うのは気が引けるので、5インチベイのマウンタに載せる。
なんかいいケースがないものか。
さて、デスクトップ用のFD1138Tをつないでみたところ、こちらはすんなり読みこむことができてしまった。

ドライブをつないでDOSを起動して、DIRコマンドでフロッピーディスクの中身を表示。
FORMATコマンドでフォーマット、システム転送して、そのフロッピーディスクでMS-DOS起動ができることを確認。
読み書きできることを確認したが、フロッピーディスクによっては挙動が怪しいことも。
この場合、ドライブが悪いのかディスクが悪いのか。
古い機械なのであちこちガタが来ているわけでこればかりは何ともしようがないのだろうか。

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PC-9801DAにWindows3.1を入れてみた

別件でPC-98用のWindows3.1を手に入れた。
ほかにもMS-DOS6.2も入手。
PC-9801DAを手に入れたときにMS-DOS3.3Dや5.0Aなども入手済み。
そこそこ遊ぶのには十分だろう。

さてWindows3.1のパッケージを眺めていたところ気になったことが。

これ、手持ちのPC-9801DAに入れられるんじゃね?
ヤフオクで入手した時点で4MB増設されていて計5MB積んである。
HDDは変換番長PROがあるから準備しようと思えばすぐ準備できる。
変換番長PROの活用もかねてインストールしてみる。

そういえば、PC-9801DAを入手した当時はSCSI機器を追加することはないと思っていたが、やっぱりあると全然違うわ。

まず、MS-DOS6.2をインストール後Windows3.1のインストールを実行。

すんなりインストールが実行できた。
中古なせいかフロッピーディスク1枚ほどうまく読み込めないみたいだったけど、先日買った98ノートから必要なファイルをコピーできたので事なきを得た。

インストールも終わりWindowsを立ち上げてみたらすんなり起動した。

インストールできて起動もできたが、さてどうやって遊ぼうかな。
Vectorでは今でも昔のフリーソフトがあったりするから適当に眺めて面白そうなものでも落としてみるか。

さて、Windows3.1のフロッピーディスクは15枚(Microsoft版)ある。
ヤフオクで手に入れたときは輪ゴムで止められて箱の中に入っていたわけだが、それだといささか扱いづらい。
何かないものかと思ってファイルにまとめることにした。

昔はフロッピーディスク専用のファイルもあったが、今はもう扱っているところはほぼない。
以前、代用になるものはないかとヨドバシカメラを持てまわっていたが、写真用品のところでよいものを見つけた。
たしか堀内カラー HCL ソフトファイル 6×7・6×9(スペア)というもの。
スライドフィルムの保管用らしいのだが、ちょうどフロッピーディスクのサイズにちょうど良かったものだ。
100円ショップで買った4リングファイルにまとめてある。
ひっくり返したりしなければ多分大丈夫かな。

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変換番長PROを手に入れてICM仕様SCSIケーブルを作る

秋葉原を適当にぶらついていたら、変換番長PROなるものを見つける。
手持ちのPC-9801DAのHDDは古い機体でたまに起動しないことがある。
いつ動作しなくなるかわからない状態。
これを使えばHDDの内容をバックアップしたり、HDDの容量を気にしなくても済む。

だが、手持ちのPC-9801はICMの独自仕様の37ピンのDサブコネクタ。
とはいえ変換すれば接続は可能なので、変換ケーブルの作りやすさも考慮して直付モデルをヤフオクで購入。

Dサブ37ピンコネクタとアンフェノール50Pメスコネクタとフラットケーブルで変換ケーブルを作成。
変換番長PROはアクリル板で保護。

ケーブルはツイストペアを使えばいいらしく、ツイストペアになっているフラットケーブルが欲しかったのだが、見つけられなかったので普通のフラットケーブルにした。

ケーブルが出来上がったので、さっそく接続して確認してみる。
イメージファイル作成ツールでいくつか空のHDDのイメージファイルを作成。
バスパワーでは電力不足のようで、別途5Vの電源が必要だった。

PC-9801を起動した後、FORMATコマンドでHDDイメージを初期化。
初期化が無事できたので再起動。
無事HDDとして認識された。
意外とざっと作ったケーブルでも大丈夫だったりする。

SCSI固定ディスク#1は内蔵のHDDでパーティションを切ってDOSが起動するようになっている。
残りの#2~#6が変換番長PROにあるイメージファイルのもの。
MS-DOSを起動してHDDが見えるか確認。

確かPC-9801で実際に使えるHDDの数に制限があったはず。
A:とB:は内蔵HDDにパーディションを切ってあるのでこれで一台。
ほかのC:~E:で3台分なので、同時に利用できるのは4台までか。
どこかにこの辺の制限について書いてあったと思うけど、探してみよう。

最後にフリーソフトでSCSIの情報について表示させるコマンドがあったので、それを確かめてみる。

しっかり内蔵含む6台分のHDDが認識。
ベンダーIDはNECを先頭に含む文字列にした。
ICMのSCSIボードなので、別に何でもいいのだけどね。

まあこれでHDDがいつ壊れても大丈夫になったな。
PC-98関係は前に買ったノートも含めてほかにもネタがあるので少しずつまとめていこう。

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新品のはずのコンパクトフラッシュに謎のファイル

Amazonで2GBのコンパクトフラッシュを買う

Amazon | BUFFALO コンパクトフラッシュ2GB RCF-X2G | バッファロー | 無線・有線LANルーター 通販

PCに差し込んだところ、よくわからないファイルが

なにこれ、怖いんだけど
結局何のファイルかわからん

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PC-9821La10をヤフオクで手に入れた

ヤフオクでPC-9821La10を手に入れてしまった。
結構安く即決で出ていたのでポチってしまった。

HDDはコンパクトフラッシュに換装され、MS-DOS6.2、Windows3.1、Windows95がインストール済み。
なかなかにいい条件だったので良い買い物であった。

電源については、汎用のACアダプタでも使えるように改造済みだったのだが、もう少し何とかならなかったのだろうか。
いいんだけどね。

さて、コネクタ類なのだが、これをどうしたものか。
プリンタケーブルやシリアルケーブルは別途手に入れたものや実家にあったものを持ってきて何とかした。

しかし、マウスやディスプレイケーブルは手に入りにくい。
ヤフオクやメルカリで探せば出るものの、妙に高かったりするし。
マウスに関してはメンテナンスを考えるとUSBマウスを変換して使いたいところだが、以前買ったものは品切れだし、それ以外のものはバカ高いし。10,800円て・・・

ただ、ディスプレイに関してはピンアサインは判明しているし、USBマウスコンバータは製作記事がネットにあるのでそれを作ることにした。

USBマウスコンバータは「PC-9801用バスマウス変換器」を参考に作成。

こちらもヤフオクで完成品が出品されているが、自分で作ったほうが安くすぐ使える。
比較的簡単にできたが、基板が上下逆になってしまったorz

ディスプレイケーブルに関しては「PC-9821 RGB接続まとめ」などを参考にした。

ただこのコネクタ、ミニDIN10ピンらしいのだがマルツに行っても売ってないし、他に売ってるところも見当たらない。
なぜだろうと思い調べてみると、規格上ミニDINコネクタは9ピンまでで、それ以外は独自仕様らしい。
とはいっても全くないわけでなくセガサターンのAVケーブルでも使われていることが分かった。
ダメもとでケーブルを手に入れてみたところ、周囲のシールドの金具の形状は異なっていたが、ピンの配置はそのまま使えそうだと分かった。
ケーブルをばらしてみると、例にもれず内部が樹脂で充填されていたが、何とか取り除くことで再利用することができた。

作成したケーブル等を実際につないで起動してみる。

Windows3.1とWindows95の画面。
なぜかPC-98が写せるワンセグテレビをつないでみると問題なく表示された。


Windows95の場合はVGAなのだがどうしても左にずれてる。
別の記事でも書いたが、表示位置の調整とかはできないのでどうしようもできないのだが、外部のモニタに表示できることはできた。
ちゃんとしたモニタがあればちゃんと写せるのだろう。
手持ちのモニタで心当たりはあるのだけどね。
ちなみに同じ画面を表示するだけで、画面を拡張することはできない。

マウスについてもWindows3.1とWindows95で両方とも使うことができた。
どうもマウスとの相性はあるらしいが、手持ちのマウスで動かすことができた。
ちなみに別にあった100円ショップのマウスは相性が良くないらしい。

Windows95のほうにはさみ将棋がインストールされていたのでマウスで遊んでみる。
タッチパッドを使うより快適に遊ぶことができた。

さて今後なのだが外付けのFDDがつなげられるようだがこれをどうするか。
ヤフオクで出品されているのがあるのだが、本体より高いのでどうしたものか。
これにかかわらず、ジャンクなのにバカ高い値段付けているのって何なんでしょうね。
使えるFDDやピンアサインの情報も見つけてあるし、使える(かもしれない)FDDはあるのだが、アンフェノールのハーフピッチ26ピンのコネクタが入手できない。
ほかのアンフェノールのハーフピッチのコネクタと合わせてマルツの通販で買おうとしたのだが入荷まで半年以上かかるらしい。
どうしたものか・・・

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スーパーノートクラブ・プリンターを手に入れた

実家に帰省した際、ハードオフに寄り道してみた。
なんとなくジャンクを見て回っていたら、何やら気になったものが。
スーパーノートクラブ・プリンターというものだ。

なんとなく気になったので買って帰ることにした。
スーパーノートクラブで調べてみたら、二十数年前に発売されたパソコン型のおもちゃらしい。

うちに戻って早速開封。
コネクタがDサブ25ピンだ。
おもちゃだしピンアサインはどうなのだろうと思いつつ、コネクタ部分をばらしてみる。

18~25ピンがまとめて接続されてある。
ほかの端子はわからないが、18~25ピンがまとめて接続されてある感じから、Dサブ25ピンのパラレルポートっぽい。
試しにポケコンにつないで印字してみる。

印刷する前に、テスト印字モードを試してみる。
LINE FEEDキーを押しながら電源を入れてみたところ、予想通りテスト印字された。
そして、ポケコンで0x20~0xFFまでを印字するプログラムを組んで印字してみたら、目論見通り印刷された。
ただ0x80~0xFFはカタカナとかではなかった。
おもちゃなので印刷遅いけど、まあなんかいい感じの大きさなので使えるようにしたいものだ。

印刷した感じ若干文字が薄く感じるが、濃度調整できないのを何とかしたいな。
用紙も古いからそのせいかもしれないが、感熱紙ロールは別のプリンタと幅が同じなのでそれと入れ替えて確認してみるか。
あとは制御コードが何かかな。
古いおもちゃだから情報がないけど、合間を見ながら遊んでみるか。

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続ORANGE-ESPerでPCEmulator (FabGL)

ESP32-DevKitCについて、秋月で買ってきた。
通販のほうはだいぶ遅延が短くなってきた。
Amazonで買ったESP32-WROVERが乗っているものを、秋月のESP32-WROVER-Eが乗っているものに換装する。

書き込もうとすると
A fatal error occurred: MD5 of file does not match data in flash!
のエラーが。
単体で書き込むとうまくいくようなので、単体で書き込むが、今度は起動しない。
どういうことか調べているうちに、そういえばGPIO12がプルアップされているとBASICが起動されるらしいことを思い出す。
SDカード周りでGPIO12を使用しているので、microSD カードモジュールを眺めてみるとチップ抵抗が乗っている。
導通チェッカやテスタを使って確認して該当するチップ抵抗を見つけ取り外してみると、書き込みができるようになって起動もできるようになった。

ついでに気になったところがあったので確かめてみる。
SDカード周りでソースの修正を行ったが、使用されているESP32の種類に合わせて自動判定してくれるので、修正の必要はない場合があるようだ。
自動判定に任せればソースの修正箇所は減らせるが、モノによっては自動判定がうまくいかず明示的に指定の必要があるようだ。
Amazonで買ったほうは最初SDカードを認識せず明示的に指定したが、うまくいかないときに修正してみるのが良いかもしれない。

 

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ORANGE-ESPerでPCEmulator (FabGL)

何気にFabGLについてググってみたら、PCEmulatorというものが追加されていた。
なんとESP32でMS-DOS,FreeDOS,Windows 3.0などが動くらしい。
早速動かしてみようと思ったが、どうもPSRAMというものが必要らしく、ESP32-WROOM-32ではなくESP32-WROVERが必要で、また、それに合わせてSDカード周りの配線も若干違うらしい。

ということで早速部品をそろえる。
ORANGE-ESPer 組立てキット(モニター版)とESP32-WROVERが乗った ESP32-DevKitCを取り寄せる。
ESP32-DevKitCは秋月で買いたかったが、通販だと1週間ぐらい遅延しているらしいので、amazonで購入することにした。

ところがである。
amazonのサイトではESP32-WROVER-IB DevKitC ESP-32となっているが、実際届いたのはESP32-WROVERであった。

写真と違うし。
技適マークついているが、一応総務省のページで番号を検索して正しいことは確認した。

さて部品が届いて作ってみることにする。
もろもろの情報は、PCEmulator (FabGL)を参考にした。

SDカード周りは、MISOとMOSIで使えるGPIOが違うのでそれに合わせて配線を変える必要がある。
基板のパターンをカットしてもよいのだが、黒基板でパターンがわかりづらいし、なるべく簡単に済ませたいので、microSD カードモジュールの取り付けで工夫することにする。

幸いGPIO12,35はすぐそばにパターンが伸びているのでそれを使わせてもらう。
他は普通に組み立てていけばOK

あとはPCEmulatorを書き込めばOKなのだが、件のサイトに書かれていないところで注意点がある。
まず、SDカード周りが変わっているので、それに合わせて一部ソースを書き換える。
FabGL/mountSDCard()をもとに以下のように変更。

// if (!FileBrowser::mountSDCard(false, "/SD", 8))
if (!FileBrowser::mountSDCard(false, "/SD", 8, 16 * 1024, 35, 12))
ibox.message("Error!", "This app requires a SD-CARD!", nullptr, nullptr);

変更内容としてはGPIOのアサインの変更なのだが、途中のパラメータが省略できないのでallocationUnitSizeのデフォルト値も入れてある。

次に、NTPサーバから時刻取得をするところであるが、そのままでは日本時間ではないので直してやる。

 
void updateDateTime()
{
  // Set timezone
  //setenv("TZ", "CET-1CEST,M3.5.0,M10.5.0/3", 1);
  setenv("TZ", "JST-9", 1);
  tzset();

 

また、無線LANをステルス設定しているとSSIDが一覧に出てこず指定できないので、ソースで直接指定する。

 
            if (ibox.textInput("WiFi Configuration", "Insert WiFi password", psw, 31, "Cancel", "OK", true) == InputResult::Enter) {
              // user pressed OK, connect to WiFi...
              //preferences.putString("SSID", WiFi.SSID(s).c_str());
              preferences.putString("SSID", "任意のSSID");
              preferences.putString("WiFiPsw", psw);

これで一覧で何を選んでも指定したSSIDに接続されるようになる。
本当は一覧から選ばなかったときにSSIDを入力できるようにしたかったがうまく思いつかなかったので、直接書き込むことにした。

ソースを編集して保存して書き込むと無事起動。
無線LANにつながり時刻を取得。
いろいろ試してみる。

さて、ワンセグTVのおまけ機能では画面がずれて表示され、さらに画面の位置が調整できないので別のモニタあで試す。


FreeDOSやMS-DOSなどあるがやはりここはWindows3.0を試してみる。
白黒画面だがWindowsが動くことじたいびっくりである。
3.0だしさすがにもっさりしてるが、それでもこの小さなデバイスで動いているのは当時からしたら考えられなかっただろうな。

懐かしいといっても自分はWindows3.1からなのだが、ゲームで遊んでみる。

リバーシだが、白が先手ってのは違和感あるな。
昔はよくソリティアで遊んだものだが、たまにしかクリアできなかった。

Windowsもだが、DOSも動くのでいろいろ遊んでみたいところだ。
GW-BASICも入っていて、サンプルプログラムを動かしてみたら、グラフィックや音も出せるっぽいので結構遊べそうだ。
音に関しては若干問題ありそうだったが。

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ドメイン移管を行いました

ドメイン移管を行いました。
多分大丈夫だと思いますが、設定の変更など行っているのでしばらく様子見とさせてください。

サイトへの接続については5日ぐらいまでには安定しました。
しかし、zer〇kara.c〇mへの問い合わせの返事はなかなか来ず。
何度か催促したところ、17日になってようやく返事が。
要約すると、

日本語わかるやつがいない
金は要らないから他所に行け

というもの。
いや、zer〇kara.c〇mってバリバリの日本語のサイトやん。
なんで日本語出来るやつおらんねん。
2020年6月にロサンゼルスに移転して、カスタマーサポート体制の充実と新サービスの提供するんじゃなかったのか。
全然ダメになってるじゃねーか。
もう何年も前から問い合わせを放置したりしてて、末期だよな。
変なTシャツとかは売ってるみたいだけど。

ちなみに8年前に何があったかというと、
ドメイン更新の数日前に、更新の案内が来て、継続の連絡を行ったにもかかわらず、ドメインの期限切れになってしばらくnazo-fjt.comにつながらなくなった。
どことも知れないサイトに飛ばされ、自分宛のメールもいくつか行方知れずになった。

この後、こちらから解約届を出さない限り自動更新されるようにしたと言っていたが、今回は更新の連絡がないまま期限切れになってしまった。
サイトにも自動更新について書かれているのに、更新されずに期限切れにされてしまった。

他にも、更新料のカードへの請求が全然行われなくて、何があったか問い合わせたが放置され、翌年にようやく返事があったと思ったら、まとめて2年分の費用を請求された。

ドメイン移管はもともと考えていて、2つほど選択肢を検討していたが、とにかく移管することにした。
ドメインをどこに持っていくかだが、やはりサーバーとドメインは別にした方がよさそうだとの結論に達し、ドメイン移管の手続きに入った。

ドメイン移管は移管元での手続きもあるからすんなり進まない可能性もあったけど、こっちからも催促したおかげか、何とかできたようだ。
ついでに以前から考えていたドメインについても取得。
さてこちらはどう使おうかな。

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