PC-9801DAのCPUを元に戻してみた

先日ヤフオクで手に入れたPC-9801DAだが、CPUはCx486DLC搭載アクセラレータに交換されており、メモリも4MB増設されているものだった。
PC-9801DAやCx486DLCについていろいろググっているときに、気になる記載を見つけた。

PC-98シリーズと CPU 第 4世代 CPU (386互換 CPU) 編
(http://www.amy.hi-ho.ne.jp/nakajima-jr/kikaku/special2/cpu3_4.htm)

 ただし、ライトバック機能にも欠点があり DMAアクセスと云った CPUが係わらない経路でメモリのデータが書きかえられてしまうと書き戻しの際に不整合が起きてデータを破壊してしまう恐れがある。実際、DMAアクセスする FDDやバスマスタ転送の I/Fでアクセスが発生すると誤動作する。

ちょっと気になったので、CPUを元のi386DX-20に交換してみようと思った。

取り外したCx486DLC搭載アクセラレータ。

アクセラレータを取り外した後に386を乗せてみる。


それ、i386やない。LM386や!※LM386…定番のオーディオアンプIC

冗談はさておいて、ヤフオクで落としたi386DX-20を装着。

まずこの状態で正しく起動することを確認。

次にコプロセッサも装着。
それに合わせてジャンパの設定も直す。
ちなみにCPUとコプロセッサのセットで売りに出されていたのでちょうどよかった。

コプロセッサを乗せた状態での動作確認後、増設メモリを元に戻して蓋をして終了。

交換した後の動作だが、起動時のメモリチェックやDOSの起動なんか少し遅い。
目に見えて速度に差があるけど、遅いといっても気になるほどでもないので安定動作を取ってしばらく様子見かな。

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