続続続ORANGE-ESPerを作ってみた

さて、ORANGE-ESPerでALTAIR8800のCP/Mについて使い方に悩んでいた。
なんとかPCとファイルのやり取りができないものかと、コマンドを眺めてみる。

どうもPCGET.COMとPCPUT.COMがファイル転送のコマンドらしいのだがいまいち使い方がわからない。
TeraTermでXMODEM転送を試みるもうまくいかない。
どうしたものかなと思い「FabGL Altair8800」でググってみたところ、「アキバ通いと旅」というブログを見つけた。
FabGL Altair8800試用(その1)
FabGL Altair8800試用(その2)
ここによると、やっぱりXMODEM転送のコマンドであっていたのだが、ファイル名の他にパラメータを一つつけないといけなかったようだ。
XMODEMについてもググって調べたところ、CP/M側とTeraTermの実行する順番もあるようだ。
まずは送信側を先に転送実行して、そのあとに受信側で受信を実行したほうがいいようだ。
それを踏まえたうえで、ファイルの転送を行ってみる。

1)TeraTermで送信実行

2)CP/MでPMGET実行。
4)ファイルが転送されファイルが作成された

3)ファイルの転送が始まる

さて、転送したファイルはPMEXTという圧縮ファイルを解凍するソフト。
もともとはCP/M用らしいがMSXでよく使われていていまでも入手は可能だ。
PMEXT222.COMは自己解凍形式なのでそのまま実行。
日本語は化けてしまうが実行は可能だ。

PMEXT.COMを実行してみる。

同じように転送したPMARC200.PMAの解凍をしてみる。

解凍してできたPMARC2.COMを実行してみる。

こちらもちゃんと動くようだ。
といっても、もともとCP/M用なのだから動いて当然か。

さて、今度はPC/MのコマンドをMSXで動かしてみたくなってくる。
というわけで今度はPCPUT.COMでMBASIC.COMを転送しMSX-DOSで動かしてみる。

実際はMSX-DOS2なんだけど、MBASICでちゃんと起動した。
簡単にプログラム組んで動かしてみたけどちゃんと動いた。
もっともしっかりしたプログラムを組んだ時に、何かしら問題は出るかもしれないけど。

ともかくCP/MとMSX-DOSでも、ものによってはそのまま動くことが確認できてよかったよかった。

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