オリジナルApplePiとRTC

カスタマイズApplePiについて無事動くことを確認できたので、今度はオリジナルの方にRTCをつけることにした。
と、その前にカスタマイズしたほうのRTCにパスコンを取り付けるため改修する。
rtc12rtc13rtc14
いったん配線を取り外し、パスコン用にレジストを削ってはがしてコンデンサを取り付け。
改めてI2Cの配線を行い改修終了。

ちなみに、DS1307のデータシートを見ると、クリスタルの下の部分にGNDパターンをもって来たほうがいいらしく、ちょうどいい空きスペースでもある。
ds1307-4

ではオリジナルの方にもRTCを取り付けることにする。

未加工の基板の裏側
rtc15
DS1307の取り付け場所は前回と同じところにする。
LCDのバックライト用のパターンがちょうどCR1220用のホルダーのサイズにぴったりなのだが、こちらはLCDを取り付けているため、LCDの足の部分が出っ張ってしまっている。
そのため、0.3mm厚の塩ビ板を両面テープで貼り付け。
rtc17rtc18
そして、DS1307のGND端子とコンデンサ用にレジストを削ってはがしておく。

バックライト用のR3については意味がないことを知りつつも取り付けてしまっていたので、取り外した。
rtc16
ちなみに秋月でも8×2行バックライト付きLCDを扱っていたみたいだ。
バックライト付きを使っていたら電池をつける場所に難儀していたことだろう。

DS1307を基板に取り付けてからクリスタルとバックアップ用の配線をしようとすると、下のGNDパターンに熱を奪われて半田付けしづらくなるので、あらかじめ取り付けておく。
rtc19

クリスタル取り付け済みのDS1307のGND端子とコンデンサを取り付け。
rtc20

次にRC1220用のホルダの加工。
まずは位置固定用の出っ張りも削り取っておく。
塩ビ板を取り付けた関係でそのままでは半田付けできないので、半田付け部分を折り曲げる。
また、背面に金具が見えている部分がちょうどLCDのパターン付近にあるため念のためポリイミドテープで養生しておく。
rtc21rtc22rtc23

RC1220用のホルダを取り付けて、残りの配線を行ったところ。
rtc24

最後に、カスタム版ともども配線を固定するためポリイミドテープとグルーガンで固定したのだが、どうも見栄えがよくないなぁ・・・。
rtc25rtc26rtc27

次に、RTCが使えるようにするために設定を行ったのだが、どうしてもうまくいかない。
カスタム版で設定した時はネットで調べながら試行錯誤して使えるようになったのだが、その手順を踏まえて設定してもうまくいかない。まだ何か足りないのだろうか。

一通り設定を行いRTCに時刻を書き込むのだが、再起動するとRTCから時刻を読み取ることができず、ずっと1965-07-20 06:36:28のまま動かない。
そして、hwclock -wコマンドを実行するとRTCが正常に動きだすが、再起動するとやはり時刻を読み取れない。
またLAN/WLANが繋がっていても繋がっていなくても症状は変わらない。
どうしたものか・・・。

root@rasapp:~#
root@rasapp:~# ntpq -pn
     remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==============================================================================
+129.250.35.250  249.224.99.213   2 u   13   64    1    8.558   -0.143   0.141
*60.56.214.78    .GPS.            1 u   12   64    1   21.781   -1.361   3.089
 129.250.35.251  249.224.99.213   2 u   55   64    0    0.000    0.000   0.001
+157.7.154.23    131.113.192.40   2 u   43   64    1    8.304   -1.860   0.403
root@rasapp:~#
root@rasapp:~#
root@rasapp:~# date
2016年 10月 17日 月曜日 20:33:54 JST
root@rasapp:~#
root@rasapp:~#
root@rasapp:~# hwclock
hwclock: The Hardware Clock registers contain values that are either invalid (e.g. 50th day of month) or beyond the range we can handle (e.g. Year 2095).
root@rasapp:~#
root@rasapp:~#
root@rasapp:~# timedatectl status
      Local time: 月 2016-10-17 20:34:12 JST
  Universal time: 月 2016-10-17 11:34:12 UTC
        RTC time: 火 1965-07-20 06:36:28
       Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
     NTP enabled: no
NTP synchronized: no
 RTC in local TZ: no
      DST active: n/a
root@rasapp:~#
root@rasapp:~#
root@rasapp:~# timedatectl status
      Local time: 月 2016-10-17 20:45:30 JST
  Universal time: 月 2016-10-17 11:45:30 UTC
        RTC time: 火 1965-07-20 06:36:28
       Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
     NTP enabled: no
NTP synchronized: no
 RTC in local TZ: no
      DST active: n/a
root@rasapp:~#
root@rasapp:~#
root@rasapp:~# hwclock
hwclock: The Hardware Clock registers contain values that are either invalid (e.g. 50th day of month) or beyond the range we can handle (e.g. Year 2095).
root@rasapp:~#
root@rasapp:~#
root@rasapp:~# hwclock -w
root@rasapp:~#
root@rasapp:~# hwclock
2016年10月17日 20時46分07秒  -0.511829 seconds
root@rasapp:~#
root@rasapp:~# timedatectl status
      Local time: 月 2016-10-17 20:46:16 JST
  Universal time: 月 2016-10-17 11:46:16 UTC
        RTC time: 月 2016-10-17 11:46:16
       Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
     NTP enabled: no
NTP synchronized: no
 RTC in local TZ: no
      DST active: n/a
root@rasapp:~#
root@rasapp:~#
root@rasapp:~#

 

カテゴリー: RaspberryPi, 電子工作 パーマリンク

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