思わずポチってしまった。後悔はしていない(ポケコンを買った)

Amazonで何気なくポケコンで検索してみたら、いくつか商品が出てきた。
新品だと2万円以上、中古だと数千円から。
本当なら新品が良かったけどちょっと高すぎなので、中古で状態のいいものということで14,000円のものを買った(それでも高いほうだが)
買ったのはSHARPのPC-G850VS。

工作するためにいろいろ計算することが多いのだが、電卓とメモ用紙に筆算では限界がある。
関数電卓でも良さそうだけど、昔使ったことがあったが何か使い慣れなかった。
ポケコンだと入力した式がそのまま見えるし、表示されていれば、数字を修正して式を使いまわせる。
Excelを使うまでもないけど、いろいろ数字を変えて何度も繰り返したいときはプログラムを組めばいい。
せっかくポケコンを買ったので周辺機器も作ってみた。
写真左下のは、高校生の頃に買った『ポケコン・エレクトロニクス』という本をもとに手持ちのパーツで作ったレベル変換器。
新規で買ったパーツは1μFの電解コンデンサ5つだけ。
右下のは「PC-G850用USB通信ケーブルを作ろう!」をもとに秋月のFT-232RQ USBシリアル変換キットを使って作ったUSB通信ケーブル。
元のページを見てもらえばわかるけど、USBシリアル変換キットのピン配置がポケコンのピン配置と酷似しているため多少の工夫だけですぐにつなぐことができる。
しかし、元ネタのままだと未使用ピンが不格好なので、ちょっと工夫して、ついでにLEDをつけてみた。
つけたのはポケコン側の電源LEDと、TxD,RxD,CTS,RTSのLED。
FT-232RQのCBUS0~4の端子が出ていないので、TxD,RxD,CTS,RTSに直接LEDをつけた。

次はプリンターをつないでみたいところだけど、プリンタは微妙なところだ。
シリアルポートは今のところサーバーやネットワーク装置のコンソールポートなどでかろうじて生き残っているが、パラレルポートのプリンタなんてそれこそ絶滅種である。
Arduinoのプリンタシールドで、ポケコンと直結してArduinoの内部で変換して印刷するスケッチでも組んでみるかと思ったが、AS-289R2プリンタシールドの値段を見て断念。
今回買った中古のポケコンより高いじゃねぇか。
Amazonで何とか3,000円弱の中古品のプリンタがあったのでそれをゲット。
あとはパラレル変換器を作るだけの状態。

ポケコンといえば、高校時代に配布されたのがPC-G803という機種。
そのころ『ポケコンジャーナル』(だったかな?)っていう雑誌があって毎回買っていた思い出がある。
そこでPC-G813という上位後継機種についての記事があったので、高校の先生に頼んでPC-G813をゲット。
しばらく2台持ちだったのだが、昔あった『ラジオの製作』(電波新聞社)の電子工作コンテストに出品した際にポケコンを紛失されてしまった。
以降はPC-G813が高校時代のメインマシンとなる。

社会人になってもポケコンは会社で大活躍。
ある数字の変換のためだけにパソコン1台占有していたのを、ポケコンで同じことができるものを作った。
他にも便利ツールを作ったら、自分のポケコンはいつの間にか職場の共有ポケコンになって便利に使われてしまった。
同じ高校の先輩後輩がいたので、そのポケコンにもプログラムをコピーしてやって複数のポケコンが職場の共有物となってしまった。
東京に転勤になる際に職場に置いてきてしまったわけだが、今頃どうなってしまったんだろうなぁ・・・

カテゴリー: PC-G850VS, ひとりごと, ポケコン, 電子工作 パーマリンク

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