Pico-itx 製作レポート
ページ1……スペック・パーツ
ページ2……ケース組み立て
ページ3……内部配線
ページ4……パーツ取り付け
ページ5……動作
----- ケース加工 -----
◆アルミLアングル加工
アルミLアングルを加工してケースを製作する。
配置図は、構想をまとめる際に作成したもの。
四隅は6×6mmの角材で上下のLアングルを固定している。
実際の配置は現物あわせで作っているので、若干の変更はある。
薄型DVDドライブの取り付けは、Lアングル(0.8mm厚の15×15mmと0.8mm厚の9×9mm)を使って作成。
高さを合わせるのと左右のLアングルを固定するために2mm厚の平角材を利用。
Lアングルと平角材は超低頭ネジを使用している。
ケース本体に取り付ける際に、Lアングルと平角材の段差を吸収するために1mm厚のアルミ板を使用している。
タップで平角材にLアングル固定用、アルミ板固定用、ケース取り付け用の2mm用のネジ穴を作る。
ハードディスクは、アルミ板に取り付けた後にDVDのLアングルに付けられている角材に取り付ける。
マザーボードは8mm角の角材に取り付け用の2mmと3mmのネジ穴を開ける。
3mmのネジのところには、5mm高のネジ付きスペーサを取り付けてある。
配置図
DVDマウント金具
アルミLアングルを組み合わせて下半分を製作し、電源スイッチと3mm角ファンを取り付けたところ。
電源スイッチは下の図のようにLアングルを加工してケースに取り付ける。
電源ユニットの取り付けは、取り付け穴がちょうどLアングルとLアングルの間になってしまうので、アルミ板を使って取り付けている。
スペーサはアルミの厚さを考慮しておくこと(アルミ板のある方が5mm、無い方が6mm)
◆電源ユニット取り付け
電源ユニット(SDR2D80W)を取り付けたところ。
(電源の位置はこの時点で一度変更してあり、更にこの後に変更してあるため余分な穴が開いている)
◆DVDドライブ取り付け
左はDVDドライブ取り付け金具を取り付けたところ。
右は実際にDVDドライブとPico-ITXを取り付けたところ。
先に取付金具をケースに付けてからDVDを取り付けると電源ユニットが邪魔になるため、実際は取付金具にDVDを付けてから金具をケースに取り付ける。
DVDドライブと電源ユニットを真横から見たところ。
ちょうどいい感じでDVDドライブの下に収まっている。
◆I/Oパネル用Lアングル加工
I/Oパネルは下の図のように、Lアングル等を利用して取り付け。
写真についてはパーツ取り付けの項を参照。
◆天板のたわみ防止
天板のアルミ板をそのまま取り付けたのでは、アルミ板が内側にたわんでしまう可能性がある。
このため、平角棒を取り付けて、たわまないようにする。
◆換気穴
ケースの天板および左側と後面に換気用の穴を開ける。
単純な穴を開けても面白くないので少し凝ってみた。
マザーボード用のファンの穴は、Excelで穴の座標を求めて方眼紙に穴位置をプロットして、アルミ板に穴を開けた。
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