ヤフオクでPC-9821La10を手に入れてしまった。
結構安く即決で出ていたのでポチってしまった。
HDDはコンパクトフラッシュに換装され、MS-DOS6.2、Windows3.1、Windows95がインストール済み。
なかなかにいい条件だったので良い買い物であった。
電源については、汎用のACアダプタでも使えるように改造済みだったのだが、もう少し何とかならなかったのだろうか。
いいんだけどね。
さて、コネクタ類なのだが、これをどうしたものか。
プリンタケーブルやシリアルケーブルは別途手に入れたものや実家にあったものを持ってきて何とかした。
しかし、マウスやディスプレイケーブルは手に入りにくい。
ヤフオクやメルカリで探せば出るものの、妙に高かったりするし。
マウスに関してはメンテナンスを考えるとUSBマウスを変換して使いたいところだが、以前買ったものは品切れだし、それ以外のものはバカ高いし。10,800円て・・・
ただ、ディスプレイに関してはピンアサインは判明しているし、USBマウスコンバータは製作記事がネットにあるのでそれを作ることにした。
USBマウスコンバータは「PC-9801用バスマウス変換器」を参考に作成。
こちらもヤフオクで完成品が出品されているが、自分で作ったほうが安くすぐ使える。
比較的簡単にできたが、基板が上下逆になってしまったorz
ディスプレイケーブルに関しては「PC-9821 RGB接続まとめ」などを参考にした。
ただこのコネクタ、ミニDIN10ピンらしいのだがマルツに行っても売ってないし、他に売ってるところも見当たらない。
なぜだろうと思い調べてみると、規格上ミニDINコネクタは9ピンまでで、それ以外は独自仕様らしい。
とはいっても全くないわけでなくセガサターンのAVケーブルでも使われていることが分かった。
ダメもとでケーブルを手に入れてみたところ、周囲のシールドの金具の形状は異なっていたが、ピンの配置はそのまま使えそうだと分かった。
ケーブルをばらしてみると、例にもれず内部が樹脂で充填されていたが、何とか取り除くことで再利用することができた。
作成したケーブル等を実際につないで起動してみる。
Windows3.1とWindows95の画面。
なぜかPC-98が写せるワンセグテレビをつないでみると問題なく表示された。
Windows95の場合はVGAなのだがどうしても左にずれてる。
別の記事でも書いたが、表示位置の調整とかはできないのでどうしようもできないのだが、外部のモニタに表示できることはできた。
ちゃんとしたモニタがあればちゃんと写せるのだろう。
手持ちのモニタで心当たりはあるのだけどね。
ちなみに同じ画面を表示するだけで、画面を拡張することはできない。
マウスについてもWindows3.1とWindows95で両方とも使うことができた。
どうもマウスとの相性はあるらしいが、手持ちのマウスで動かすことができた。
ちなみに別にあった100円ショップのマウスは相性が良くないらしい。
Windows95のほうにはさみ将棋がインストールされていたのでマウスで遊んでみる。
タッチパッドを使うより快適に遊ぶことができた。
さて今後なのだが外付けのFDDがつなげられるようだがこれをどうするか。
ヤフオクで出品されているのがあるのだが、本体より高いのでどうしたものか。
これにかかわらず、ジャンクなのにバカ高い値段付けているのって何なんでしょうね。
使えるFDDやピンアサインの情報も見つけてあるし、使える(かもしれない)FDDはあるのだが、アンフェノールのハーフピッチ26ピンのコネクタが入手できない。
ほかのアンフェノールのハーフピッチのコネクタと合わせてマルツの通販で買おうとしたのだが入荷まで半年以上かかるらしい。
どうしたものか・・・